ネバーエンディングストーリー

ブログ一回一回長い。
私だったら嫌だよ、こんなの読むの。

文章が無駄に長くなるのは昔からで、作文や読書感想文の宿題に、あまり困ったことがない。いかに薄い内容で升目をたくさん潰すかに執着する。もちろんものすごく評価は低いのだけれど。

私の高校では、数ヶ月かけて原稿用紙80枚以上の小説を書くという、冗談のような宿題があった。私は自分と同じ年代の女子高生を主人公に書いた。『家庭の事情で叔母さんと二人暮らしすることになった。嫌いではないんだけれど、微妙に合わない。』というだけの話を書いた。
毎日同じ展開で、自分の思いつく限りの『微妙な会話』が数ページも続く(会話は行数が稼げる)。時々思い出したように「嫌いじゃないんだけど、なんだかなぁ」という主人公のぼやきが入り、また同じ展開の繰り返し。という、読む人にとっては嫌がらせに近い珍品を提出した。それでも、皆が数ヶ月かかって書いているのを数日で仕上げたので、自分では、してやったりの気分だった。
提出された作品は、なぜか全品図書館で閲覧可能という、念の入った生き恥課題だった。あとで他人の作品を読むと、90%が自分の体験を元としていると推察される恋愛小説だった(ちなみに女子校)。もうSEVENTEENとかの投稿ページ「ひと夏の体験特集」状態。嘘でもいいから『海の家で出会った大学生とのあれやこれや』とか『クラブで出会った男子校生DJとのあれやこれや』とか書いときゃよかったなぁ〜、と後悔したものでした。

むかしばなし

昨日つけていただいたコメントの「イカは汚くない」少年の話で、昔読んだ漫画を思い出しました。『小学○年生』シリーズを愛読していたのですが、それの別冊付録で読みました。ある日突然「植物も生き物だから食べたらかわいそう!!!」という強迫観念に取り付かれ、動植物が何も食べられなくなった女の子の話でした。女の子には野菜の「喰うな!呪うぞコラ!」という怨念が見えて悩まされますが、周りの人々の励ましや、女の子のことが好きで花束をプレゼントしてくれた男の子の愛情で、心を溶かし始めます。そしてある日野菜や草花の精が現れて「私達、栄養になれて幸せよ〜」「素敵な花束になれて嬉しいわ〜」「気にしないで食〜べてね〜」と口々に励ます声が聞こえて、女の子は立ち直るのです。
子供心にも、サバンナでライオンに食われてるシマウマが「ライオンさんの栄養になれて幸せよ〜」と昇天しているとは思えず、「いい気なもんだよ、カマトト娘が!」と憤りを感じましたが、今にして思えば「思い込みの力でも何でも使って、人間は楽しく健康に生きたらいい」という、なかなか力強いエールが込められていた気もしないでもないですが、まあどうでもいいです。

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