愛とチェリオ 〜初冬〜
昼頃に起き出して、窓の外の青空見ながら肉まん(もちろん冷凍)食べていたら、いつの間にか小田原に行く事になっていた。小田原っていうのは、小田急線でチョコ食べたりうつらうつらしたりしていたら、うっかり着いちゃうような土地の名前です。小田原は蒲鉾と干物の町!ではなくて普通の商業都市で、小田原城もあまりアピールされていなかった。
小田原城に上って夕方まで伊豆半島を眺めて過ごした。小田原城は、天守閣の最上階をみやげものコーナーにしてしまったり、階段は市役所のビル風だったりと、あまり城に思い入れはないみたい。
城に愛情のない小田原城。小田原城に愛情のない小田原。小田原に愛情のない私。でも旅に愛なんかなくて良いよね(ちなみにごはんに愛は必要だ!)。愛無き旅の終わりには、北風に吹かれながらみそおでんを食べました。喉太郎は寒そうにチェリオを食べていた。
小田原城に上って夕方まで伊豆半島を眺めて過ごした。小田原城は、天守閣の最上階をみやげものコーナーにしてしまったり、階段は市役所のビル風だったりと、あまり城に思い入れはないみたい。
城に愛情のない小田原城。小田原城に愛情のない小田原。小田原に愛情のない私。でも旅に愛なんかなくて良いよね(ちなみにごはんに愛は必要だ!)。愛無き旅の終わりには、北風に吹かれながらみそおでんを食べました。喉太郎は寒そうにチェリオを食べていた。
胃の中にジャンク
上野の森美術館でやっているガンダム展をレヴィは見たいというので、軽い気持ちで行こうということになった。よく晴れた寒い日で、落ち葉をサクサク踏んで歩く上から、黄色い枯葉が頭や肩に降って来た。
美術館は予想外に長蛇の列ができていた。最後尾に並ぶと、またすぐに別の人が後ろに続いた。その後ろに並んだ女性(おそらく年上)が、中空にファイティングポーズをとって「なんだこの枯葉軍団の攻撃は。えいっえいっ」と拳を振るという、ポエティックな光景にいきなり遭遇する。そう思って見ると全ての人が「その筋の方」に見えるのは穿って見すぎでしょうか。こんな中で「ビグザムって一人乗りだったっけ?」なんてうっかり口にした日には、殺されそうです。
私はビグザムが好きです。常盤響さんは「アッガイが大好きな男の子」を想定した作品を撮られてましたが、ご自身も好きなのかしら。世の人はゲルググが好きらしいですね!猛烈にどうでもいい情報を突然垂れ流し始めたのは、展示の内容があまり記憶にないのです。おみやげに買ったガンダムクッキーが毎日食べたいほどおいしかった。
引越しを機にすっかり大きな買い物好きのレヴィは、オーブンレンジを買う事に決めたそうだ。秋葉原のヨドバシカメラはすごく広くて、ピカピカの家電が無闇に詰まれている様は、王様が飽きたおもちゃをポイポイ放り込む倉庫みたいで、まぶしい。私は前日から体調が悪かったせいでダウンし、横一列に広がる大きなレジカウンタの対面に置かれた小さなベンチで、おとなしく気配を消して、いつの間にか舟を漕いでいた。気が付くとパンフレットを手にしたレヴィが隣に座っていて、「フライもてんぷらもカリッとだよ」とにこにこしていた。レヴィは問屋の目利きのようにサラリと値切って、15kgはあるレンジを抱えて帰った。楽しくなった私達は、「ネコでも犬でも入れようぜ!」という気分になってスーパーに出掛け、かごいっぱいの冷凍食品を買った。借りたDVD見ながら、チーズピザ、かき揚げ、ギョウザ、端からチンしてきれいに胃に収めた。あぁおなかの中が脂っこい!
DVDは『ピーター・セラーズの愛しかた』ジャンクフードパーティには似合わぬ、もの哀しいお話でした。
美術館は予想外に長蛇の列ができていた。最後尾に並ぶと、またすぐに別の人が後ろに続いた。その後ろに並んだ女性(おそらく年上)が、中空にファイティングポーズをとって「なんだこの枯葉軍団の攻撃は。えいっえいっ」と拳を振るという、ポエティックな光景にいきなり遭遇する。そう思って見ると全ての人が「その筋の方」に見えるのは穿って見すぎでしょうか。こんな中で「ビグザムって一人乗りだったっけ?」なんてうっかり口にした日には、殺されそうです。
私はビグザムが好きです。常盤響さんは「アッガイが大好きな男の子」を想定した作品を撮られてましたが、ご自身も好きなのかしら。世の人はゲルググが好きらしいですね!猛烈にどうでもいい情報を突然垂れ流し始めたのは、展示の内容があまり記憶にないのです。おみやげに買ったガンダムクッキーが毎日食べたいほどおいしかった。
引越しを機にすっかり大きな買い物好きのレヴィは、オーブンレンジを買う事に決めたそうだ。秋葉原のヨドバシカメラはすごく広くて、ピカピカの家電が無闇に詰まれている様は、王様が飽きたおもちゃをポイポイ放り込む倉庫みたいで、まぶしい。私は前日から体調が悪かったせいでダウンし、横一列に広がる大きなレジカウンタの対面に置かれた小さなベンチで、おとなしく気配を消して、いつの間にか舟を漕いでいた。気が付くとパンフレットを手にしたレヴィが隣に座っていて、「フライもてんぷらもカリッとだよ」とにこにこしていた。レヴィは問屋の目利きのようにサラリと値切って、15kgはあるレンジを抱えて帰った。楽しくなった私達は、「ネコでも犬でも入れようぜ!」という気分になってスーパーに出掛け、かごいっぱいの冷凍食品を買った。借りたDVD見ながら、チーズピザ、かき揚げ、ギョウザ、端からチンしてきれいに胃に収めた。あぁおなかの中が脂っこい!
DVDは『ピーター・セラーズの愛しかた』ジャンクフードパーティには似合わぬ、もの哀しいお話でした。
体調が悪かった日の夢

人とはぐれてしまい、遊園地の雑踏の中を歩いていたのだけれど、目の前に絶叫マシンがあったので、深く考えずに乗り込んでしまった。絶叫マシンはお台場の観覧車くらい巨大だ。大きな畳の上に人が乗って、地面と並行を保ったまま支柱がぐるぐる回る(フライングカーペット方式)。安全レバーもベルトもないので、人々は畳から振り落とされないように必死でしがみ付く。私も、畳が下に落ちるたび、内蔵が浮かび上がる気持ち悪さと戦いながら、必死で猫のように爪を立てた。マシンから降りてふらふら歩いていると、小さな日本家屋があって、探していた友人達はそこにいた。みんなで着物の着付けをしていたりして、羨ましかったのに、みんなさほど楽しくもない表情でぼんやりしていて、ひどくつまらない気持ちになった。
ライラ ライライカライ バラバライカ
早く帰れたので、TSUTAYAに寄って延滞料金を払って、ついでにムーンライダースを借りてきました。カ・ッコ・イ・イー・!・!・!
ネットで流行っているように見えたシャンプーを通販で買ってみたのですが、駄目です。毛先がチリチリしてます。途方にチリチリ暮れてます。チリチリ。
ネットで流行っているように見えたシャンプーを通販で買ってみたのですが、駄目です。毛先がチリチリしてます。途方にチリチリ暮れてます。チリチリ。
ワサンボン
六本木で『ブラザーズ・グリム』を見ました。なんだかボーッと見てしまったのは、脚本が「あぶ刑事」に通じるような気がしてしまったからなのですが、「あぶ刑事」的なものに対して疑心暗鬼の気がある私が、早々に色眼鏡をかけてしまったのかもしれません。
そのあとNADiffに行ってNEUT006を一生懸命立ち読みしました。時間の都合上全部は読めなかったけれど、重くて高くて買えないので、また立ち読みに行こうと思っています。
夜には和三盆のロールケーキを食べました。よく干した座布団でお昼寝しているようなおいしさです。初め「よく干した座布団をかじっているようなおいしさ」と書いたのですが、何一つ伝わるまい、と思ってやめました。
そのあとNADiffに行ってNEUT006を一生懸命立ち読みしました。時間の都合上全部は読めなかったけれど、重くて高くて買えないので、また立ち読みに行こうと思っています。
夜には和三盆のロールケーキを食べました。よく干した座布団でお昼寝しているようなおいしさです。初め「よく干した座布団をかじっているようなおいしさ」と書いたのですが、何一つ伝わるまい、と思ってやめました。
鬼怒川、日光
鬼怒川、日光に行って温泉に浸かって来ました。
旅を総括すると、山、川、湖、川(下らず)、山、と言ったところでしょうか。
また別の視点で捉えるならば、宿、バス、船、舟(下らず)、バス、とも言えるかもしれません。
休日の日光は大変な賑わいでした。東照宮では、順路をこう、列をなしてズリズリと歩くのですね。家康公のお墓の周りをコの字型に回ります。見上げる人々の頭からは、ポヤポヤ〜ンと、「なんとなくな家康像」が浮かんでいるに違いありません。とすると、中心のお墓の頭上では「なんとなく」のエネルギーがぶつかり合っている訳で、あと何周かすれば亀裂が生じて家康公が復活してしまうのではないか、と思いました。復活したところで、所詮は最大公約数なので「どこか家康であって決して家康ではない」生まれながらの半端者。彼がそうであってそうでない名前の呪縛から逃れた地平に立った時、東照宮はその役目を終えるのかもしれません。
旅行は全体的にバタバタしました。次の電車まで40分?バスは行っちゃった!乗り換え30秒!タクシーに忘れ物!9時までに帰るからご飯待って!バス停並んだら2時間待ち!帰りの急行まで30分!あ、バス来てる?駅行き?走れ走れ、あぁもうお腹いたい!などと。
旅を総括すると、山、川、湖、川(下らず)、山、と言ったところでしょうか。
また別の視点で捉えるならば、宿、バス、船、舟(下らず)、バス、とも言えるかもしれません。
休日の日光は大変な賑わいでした。東照宮では、順路をこう、列をなしてズリズリと歩くのですね。家康公のお墓の周りをコの字型に回ります。見上げる人々の頭からは、ポヤポヤ〜ンと、「なんとなくな家康像」が浮かんでいるに違いありません。とすると、中心のお墓の頭上では「なんとなく」のエネルギーがぶつかり合っている訳で、あと何周かすれば亀裂が生じて家康公が復活してしまうのではないか、と思いました。復活したところで、所詮は最大公約数なので「どこか家康であって決して家康ではない」生まれながらの半端者。彼がそうであってそうでない名前の呪縛から逃れた地平に立った時、東照宮はその役目を終えるのかもしれません。
旅行は全体的にバタバタしました。次の電車まで40分?バスは行っちゃった!乗り換え30秒!タクシーに忘れ物!9時までに帰るからご飯待って!バス停並んだら2時間待ち!帰りの急行まで30分!あ、バス来てる?駅行き?走れ走れ、あぁもうお腹いたい!などと。

