本年も
まだまだ畳ばなしです。
『名探偵登場』を見た。これは、おいさんの幼き日の思い出の一本ということで借りた。先日『ピーター・セラーズの愛し方』を見たので、セラーズ演じる中国人探偵に目が行ってしまう。その中国人のブロークンな英語に、すぐヒステリーを起こすカポーティがかわいい。
メイキングでニール・サイモンが、ある場面について「ああいうシーンは舞台でやると『無意味だ』と批判されてしまうのが、映画ではできてうれしい」という意味のことを話していたのが衝撃的だった。「無意味だ」と批判のしかたに私は出会ったことがなかった。ブロードウェイすごいな。
『イン・ザ・プール』を見る。田辺誠一をなかなか好きになってしまった。というのも特典映像のインタビューにおいて、三木聡そのひとの才能。そして松尾スズキそのひとの才能。について慎重に語るオダギリジョーと市川実和子。それに対して、「自分の演じた役どころの難しさ」を真面目に語る田辺誠一を見たから。てらいの無い人だなぁ。
DVDにはメイキングや、役者・製作者インタビューが入っている。私はすぐこれを見てしまう。そして知りすぎてしまう。余計な印象を持ってしまう。「田辺誠一はてらいが無い」とか「ニールサイモンまじめそう」とか。
メイキングそれ自体を別の「見せ物」としてしまう場合もあるけれど、大体は「余計な印象」に傾きがちで、それが危うい。
『スカイキャプテン』を見た。これは鍋でもやりながらパーッと、というつもりで借りたもの。しかし私は知らなかったよ、鍋と字幕がこんなにも相容れないものだとは。人は親指を怪我して、初めてその重要性に気がつく。同じように、人は鍋を食べながら字幕映画を見て、初めて知る。「鍋ほど手元をみなきゃならん料理は無い。」そのことを。
相手が鍋に集中している間、交代で字幕を読む。しかし字幕を読むだけではストーリーが伝わらない場合がある。それを補おうとするためか、自作の台詞が多々混入する。
「危ない!(ヒュー俺様が来なかったら今頃おねんねだぜ、仔猫ちゃん)」()内が補足例。補足部分がとんちきな翻訳調なのは、私は『ビバリーヒルズ高校白書』を、おいさんはメタル雑誌インタビューをバックグラウンドとしているため。
『名探偵登場』を見た。これは、おいさんの幼き日の思い出の一本ということで借りた。先日『ピーター・セラーズの愛し方』を見たので、セラーズ演じる中国人探偵に目が行ってしまう。その中国人のブロークンな英語に、すぐヒステリーを起こすカポーティがかわいい。
メイキングでニール・サイモンが、ある場面について「ああいうシーンは舞台でやると『無意味だ』と批判されてしまうのが、映画ではできてうれしい」という意味のことを話していたのが衝撃的だった。「無意味だ」と批判のしかたに私は出会ったことがなかった。ブロードウェイすごいな。
『イン・ザ・プール』を見る。田辺誠一をなかなか好きになってしまった。というのも特典映像のインタビューにおいて、三木聡そのひとの才能。そして松尾スズキそのひとの才能。について慎重に語るオダギリジョーと市川実和子。それに対して、「自分の演じた役どころの難しさ」を真面目に語る田辺誠一を見たから。てらいの無い人だなぁ。
DVDにはメイキングや、役者・製作者インタビューが入っている。私はすぐこれを見てしまう。そして知りすぎてしまう。余計な印象を持ってしまう。「田辺誠一はてらいが無い」とか「ニールサイモンまじめそう」とか。
メイキングそれ自体を別の「見せ物」としてしまう場合もあるけれど、大体は「余計な印象」に傾きがちで、それが危うい。
『スカイキャプテン』を見た。これは鍋でもやりながらパーッと、というつもりで借りたもの。しかし私は知らなかったよ、鍋と字幕がこんなにも相容れないものだとは。人は親指を怪我して、初めてその重要性に気がつく。同じように、人は鍋を食べながら字幕映画を見て、初めて知る。「鍋ほど手元をみなきゃならん料理は無い。」そのことを。
相手が鍋に集中している間、交代で字幕を読む。しかし字幕を読むだけではストーリーが伝わらない場合がある。それを補おうとするためか、自作の台詞が多々混入する。
「危ない!(ヒュー俺様が来なかったら今頃おねんねだぜ、仔猫ちゃん)」()内が補足例。補足部分がとんちきな翻訳調なのは、私は『ビバリーヒルズ高校白書』を、おいさんはメタル雑誌インタビューをバックグラウンドとしているため。
続昨年
まだまだむしった畳は数知れず。
『マイノリティ・リポート』を見ました。私の脳は何故か、フィリップ・K・ディックと言えば天久聖一を思い出すようにできている。多分何かの対談で「ブレードランナーの世界を夢見て看守になった」ということを話していたのを読んでからだと思われる。同じ対談で、『いろいろばかな物を挙げる』という展開になり、「機械もばかですよね。『アイ?・・・リカイフノウ』とか言って、いろんな意味でばかですよ」という大意のことを言っていて、若かりしの私は「心の名言ランキング更新中!」と胸を熱くしたものでした。そんな感じの映画です。
キン・ザ・ザも見ました。おもしろいよこれ!なんて今さら映画好きの人に言っても、みんな鍋を食べたりあたりめをつまんだりしているだけで、聞いてくれないかもしれませんが。二人が再開するラストシーンなんて、『ロスト・イン・トランスレーション』と似ている気すらします(切なさのベクトルとしては逆だけど)。
『マイノリティ・リポート』を見ました。私の脳は何故か、フィリップ・K・ディックと言えば天久聖一を思い出すようにできている。多分何かの対談で「ブレードランナーの世界を夢見て看守になった」ということを話していたのを読んでからだと思われる。同じ対談で、『いろいろばかな物を挙げる』という展開になり、「機械もばかですよね。『アイ?・・・リカイフノウ』とか言って、いろんな意味でばかですよ」という大意のことを言っていて、若かりしの私は「心の名言ランキング更新中!」と胸を熱くしたものでした。そんな感じの映画です。
キン・ザ・ザも見ました。おもしろいよこれ!なんて今さら映画好きの人に言っても、みんな鍋を食べたりあたりめをつまんだりしているだけで、聞いてくれないかもしれませんが。二人が再開するラストシーンなんて、『ロスト・イン・トランスレーション』と似ている気すらします(切なさのベクトルとしては逆だけど)。
昨年
ずっと日記書かなかった。
年末年始を思い出して少しずつ書きたいと思う。
クリスマスには部屋で畳をむしりながらDVDを見ていた。というかこの年末年始、ほとんど部屋で畳をむしりながらDVDを見ていた。ジャンルを問わず、厳選せず。
クリスマスには「パンチドランク・ラブ」を見た。評判良いのを知っていて借りたけれど、良かった。
ポール・トーマスアンダーソンの映画に出てくる、他人に言っても同情されにくい形で、憤りを感じている人たちが好き。「ブギー・ナイツ」のローラーガール役のヘザー・グラハムもやるせない感じで好きだった。そういうぶつけどころの無いやるせなさを抱えた人が、急に力を解放することに目覚めて復讐劇を繰り広げる展開は、もちろん「やったれやったれ!」と大応援なのだけれど、この映画ではそうでもなかった。そういう展開に関わらず。この映画が「そんなことはどうでもいい」と思わせる映画だったから。私にとっては。
それくらいちゃんとしたラブストーリー。こういう映画は一人で見たい。私は素敵なラブストーリーを見てしまうと反省しきりで、もうその日は恋愛中止!という気分になります。この映画を「まるで私達のことのよう!うっとり」とむさぼれる人なんているのかな。その人はシ・ア・ワ・セ!!
年末年始を思い出して少しずつ書きたいと思う。
クリスマスには部屋で畳をむしりながらDVDを見ていた。というかこの年末年始、ほとんど部屋で畳をむしりながらDVDを見ていた。ジャンルを問わず、厳選せず。
クリスマスには「パンチドランク・ラブ」を見た。評判良いのを知っていて借りたけれど、良かった。
ポール・トーマスアンダーソンの映画に出てくる、他人に言っても同情されにくい形で、憤りを感じている人たちが好き。「ブギー・ナイツ」のローラーガール役のヘザー・グラハムもやるせない感じで好きだった。そういうぶつけどころの無いやるせなさを抱えた人が、急に力を解放することに目覚めて復讐劇を繰り広げる展開は、もちろん「やったれやったれ!」と大応援なのだけれど、この映画ではそうでもなかった。そういう展開に関わらず。この映画が「そんなことはどうでもいい」と思わせる映画だったから。私にとっては。
それくらいちゃんとしたラブストーリー。こういう映画は一人で見たい。私は素敵なラブストーリーを見てしまうと反省しきりで、もうその日は恋愛中止!という気分になります。この映画を「まるで私達のことのよう!うっとり」とむさぼれる人なんているのかな。その人はシ・ア・ワ・セ!!





