週報サブレー

日記・私信

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ストーブの猫



飯田橋へ公募の搬出に行ってぶらぶらする。飯田橋、遠かった。
心のふるさとカフェドクリエでひと休み。隣の席の学生さんのジャズ研トークがうっとかったので、ipodでコクトーツインズの超名盤Heaven or Las Vegas聴きながら絵を描く。

「モンちゃんいないなー」などと思いながら部屋に入り、用事をしていると、ふと後ろから視線を感じることがある。振り返るとモンちゃんがおいさんの大事にしているカメラに、今まさにいたずらせんと手をかけた状態で、じっと息を押し殺していた。モンちゃんは「後ろめたい行為」と「後ろめたくない行為」をちゃんと理解しているふしがあって、前者を見られた場合はなんとかやり過ごそうとごまかしたりする。
という話をおいさんにしたところ、
「それはまさに、熱いものの上の猫にならないだね」といきなり言うので
「何それ?」となった。
二人でいろいろ調べたところによると、言いたかったのはマーク・トェインの言葉
「猫は一度熱いストーブの蓋の上に乗ったら、もう二度とストーブの蓋に乗ろうとしない」のことで、おいさんが「ならない」と言ったのは、この言葉に一度の失敗を一事が万事と捕らえちゃダメだね、というような教訓が含まれているかららしい。
意味はわかったけれど、私の言いたかったシチュエーションとは関係ないような・・・。
ちなみに今回の会話の中で、おいさんが「うろ覚え」を「うる覚え」と言っていたこともわかった。どこまでも期待を裏切らない奴よ・・・。
ところでこのような教訓を、(特に職場のアホな後輩の行動などと絡めながら)ネット上でいきなり呟く人が苦手だという話になった。関係ないのに怒られているような気持ちになってしょんぼりするからである。
私は小さい頃ももちろん打たれ弱かったのだが、大人になってからの怒られることの嫌さったら、エベレスト級なのである。どのくらい怒られ嫌いかと言うと、料理本に「アクを丁寧に取り除く」となど書いてあると
「言われなくったってアクくらい丁寧に取るよ!」
「そもそも丁寧じゃない奴はアクなんか取らないよ!」
とぷりぷり口ごたえしているくらいなのです。

最近橋本治の「これで古典がよくわかる」を読んでいる。超おもしろい。
私はなんでも「よくわかる」関連の本が好きだ。実際にはよくわからなくても、その学問に関わる人達の、その分野への深い愛情や浪漫を感じてすごくおもしろい。
世の中には「超ひも理論がよくわかる」とか「特殊相対性理論がよくわかる」という本が溢れているので、「よくわかる」好きの人は多いのだと思う。
「よくわかる」本を読んでもよくわからないことは往々にしてあるが、自分なりの「よくわかる」を探して旅をしているようだ。昔は「よくわからなかった」本が「少し・・・よくわかる?」ようになることもある。
最終的には何もよくわからないまま死ぬのかもしれないが、みんな旅の途中だと思うと力強い気持ちになる。





  1. 2012/05/31(木) 09:24:05|
  2. ふつう
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